皮脂欠乏性湿疹(乾燥肌)とは
皮脂や角質層の細胞間物質などの分泌が低下し、皮膚のバリア機能が損なわれ、乾燥で角質がはがれてしまう状態のことです。
症状
皮膚表面がガサガサになったり、白い粉をふいたようになったり、ひび割れができたりして痛みやかゆみが発生し、乾燥した台地が触りごこちもザラッとしていて、肌のキメも荒くなり、白い粉が吹くこともあります。
原因
皮脂の分泌が少ない体質、外の環境の変化(冬の湿度低下や紫外線)、紫外線、加齢、生活習慣の変化が挙げられます。
日常の注意点
入浴や洗顔を手早くやさしく行うこと、衣類に気をつけること、加湿をしっかりすること、食事内容にも気を配ること、紫外線から身を守ること、生活のリズムを整えることが挙げられます。
よくあるご質問
Q
なぜ肌が乾燥してしまうのか、その原因は何ですか?
A
皮脂の分泌量が少なくなること、外部の乾燥した環境、紫外線による影響、加齢、生活習慣の変化などが考えられます。
Q
乾燥肌による湿疹の特徴は何ですか?
A
カサカサした肌がベースにあり、特にかゆみが生じやすい部位があり、かゆみによる掻き壊しや悪化が起こりやすく、繰り返しやすいです。
Q
皮脂欠乏性湿疹を発症しやすい人にどのような特徴がありますか?
A
皮脂欠乏性湿疹を発症しやすい人には、高齢者やアトピー性皮膚炎の素因を持つ人、石けんやボディーシャンプーを多用する人、主婦や美容師、看護師など特定の職業に従事する人が含まれます。