酒さは、鼻や頬などに赤みやニキビのような症状がしつこく現れる皮膚疾患で、「赤ら顔」とも呼ばれます。

紅斑毛細血管拡張型：鼻や頬などが赤くなり、毛細血管の広がりがみられ、かゆみや火照り、ヒリヒリ感などが特徴です。 丘疹膿疱型：赤い盛り上がった丘疹や膿の溜まった膿疱が生じ、皮脂の過剰分泌が起こります。 鼻瘤・腫瘤型：丘疹が集まって固まり、鼻瘤(びりゅう)や腫瘤(りゅうしゅ)ができます。 眼型：眼の周囲の腫れ、眼の充血、結膜炎・角膜炎などが生じることがあります。

酒さの発症原因は明確にはなっておらず、外部環境や精神的ストレス、飲酒などが関与すると推定されています。

刺激物の摂取を控える。 寒暖差がある場所への出入りを控える。 直射日光を長時間浴びないようにする。 ストレスを避け、睡眠を十分にとる。