粉瘤とは
粉瘤(ふんりゅう)は皮膚の下に袋状の構造物ができ、その中に角質や皮脂がたまって徐々に大きくなっていく良性の皮下腫瘍です。背中や顔、首などにできることが多いですが、全身のどこにでもできます。
症状
粉瘤の主な症状は、皮膚のすぐ下にコロコロとしたしこりができることで始まり、その部分が盛り上がって白色の角質物が出ることがあります。特徴的な症状として、腫瘍の中央に黒い点がみられることや、感染すると痛みや腫れが生じることがあります。
原因
粉瘤の原因ははっきりとは分かっておらず、外傷やニキビ痕にできることがあります。 皮脂や角質が皮下に落ちることで袋を形成し、その中に溜まって粉状の物ができると考えられています。
治療方法
粉瘤の治療は、局所麻酔をして手術で切除する方法が主な治療法となります。手術後は傷を適切に処理し、感染を予防するための注意が必要です。 また、自分で粉瘤を潰さないようにし、早めに受診して治療することが重要です。
よくあるご質問
Q
粉瘤は自然に消えますか?
Q
粉瘤を自分で潰しても大丈夫ですか?
A
粉瘤を自分で潰すと、感染のリスクや傷跡が残る可能性があります。手術を受けることをお勧めします。
Q
粉瘤の手術は大変ですか?
A
粉瘤の手術は局所麻酔下で行われ、痛みはほとんどありません。手術時間は状況によって異なりますが、比較的短時間で終わることが多いです。